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2022.08.25 / トピックス

  • まるっと分かる

ネットワーク&セキュリティ製品を一元的に管理・可視化する
「WatchGuard Cloud」

WatchGuard Cloudは、ウォッチガードが提供しているハードウェア、仮想アプライアンス、 セキュリティサービスを、クラウド基盤から「一元管理」「可視化」できるソリューションです。
本記事ではその特徴や導入メリットなどをご説明するとともに、WatchGuard Cloudの担当者である、 WatchGuard Technologies ディレクター兼プロダクトマネージャー Jason Vendramin氏のコメントも紹介します。

WatchGuard製品・サービスの一元管理と可視化を実現する「WatchGuard Cloud」

WatchGuard Cloudは、ウォッチガードが提供しているハードウェア、仮想アプライアンス、セキュリティサービスを、クラウド基盤から「一元管理」「可視化」できるソリューションです。

WatchGuard製品・サービスのエンドユーザーはもちろん、とくにMSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)や MSP(マネージドサービスプロバイダー)にとって有用なソリューションです。 マルチティア、マルチテナントのアーキテクチャで構築されているため、複数のウォッチガード製品を利用している顧客の製品を一元的に管理でき、監視も提供できます。

WatchGuard Cloudを使用すれば、製品やサービス管理のためにいちいち異なる管理ツールを起動する必要はありません。ブラウザベースの管理ツールからすべての製品・サービスのステータス確認や設定変更、監視ができます。

例えば、Fireboxアプライアンスを数分で導入、AuthPointライセンスを割り当て、ネットワークを1か所から集中的に監視するといったこともWatchGuard Cloudの管理画面だけで可能です。

クラウドベースのプラットフォームであるWatchGuard Cloudの導入、運用に専用のインフラは必要ありませんし、ツールのインストールなども不要です。そのためTCO(総所有コスト)を削減でき、またすぐに利用することが可能です。

WatchGuard CloudのFirebox製品の可視化に特化した機能である「WatchGuard Cloud Visibility」を利用すれば、ネットワークを可視化して素早く状況を把握することができます。

WatchGuard Cloud Visibilityは、WatchGuard Cloudからのログを集約・解析し、予め用意されている利用規定レポートやポリシーマップを含む100以上のダッシュボードやレポートのテンプレートにより、詳細な可視化レポートを生成、コンプライアンスにも容易に対応できます。

すべてのネットワークトラフィックをリアルタイムで分析することで、ネットワークセキュリティを可視化し、 クライアント端末情報やユーザーやアプリケーションの相関ビュー、ピンポイントのトレンド情報など、ネットワークアクティビティを高次元で可視化します。 また必要に応じて個別のログデータまで簡単にドリルダウンしてより深く状況を把握することができます。

WatchGuard Cloud Visibilityはクラウドソリューションのため、迅速かつ容易にスケーリングが可能で、いくつかのデータストレージオプションも用意されています。 また他のWatchGuard製品群もWatchGuard Cloud Visibilityに似た機能を有しており可視化が可能です。


「Unified Security Platform」の考え方でセキュリティを統合

WatchGuard Unified Security Platform(WatchGuard USP)は、ウォッチガードの統合セキュリティプラットフォームです。
これら5つの要素からなる、最新のセキュリティを提供するためのスケーラブルなプラットフォームです。

明確な管理と制御

WatchGuard Cloudは、WatchGuard USP全体の集中管理レポートおよび可視化インターフェイスとして、セキュリティ管理を一元管理できるようにします。

包括的なセキュリティ

WatchGuard Cloudにより一元管理・可視化される「ネットワークセキュリティ」「セキュアWi-Fi」「多要素認証」「エンドポイントセキュリティ」において、 すべてのユーザー、環境、デバイスで、脆弱なシステムやフィッシング、ランサムウェア、ハッキング、マルウェアなどの脅威を発見し、悪用の試みを阻止します。

ニーズにあった運用・拡張

API連携、数百のテクノロジーパートナー製品とのエコシステム連携、合理化されたポイント消費システムモデルによる統合セキュリティ運用を支援します。 WatchGuard USPはリソースが不足している技術チームのための最新のセキュリティ配信の実践を向上させます。

ナレッジ共有

セキュリティレイヤーを分離して展開すると、攻撃がすり抜けてしまうリスクがあります。WatchGuard USPは、 「ThreatSync(脅威インテリジェンス)」がネットワーク、エンドポイント、脅威フィードなどからの情報を一つにまとめ、相関分析により包括的な脅威のスコアリングと、 すぐに対応が必要な脅威、対応を後回しにできる脅威などの優先度を自動的に判定します。
またWatchGuard USPは柔軟なIDアカウント管理を実施します。リクスに基づいたユーザーとデバイスをベースに柔軟な認証セキュリティポリシーを提供します。

自動化

WatchGuard USPは、ほぼ自律的に動作し、複数のサービスでさまざまなタスクを自動化します。システム管理工数を最小限に抑えながら、プロセスを高速化し、より多くの脅威を排除し、サイバー攻撃に対する保護を実現します。

WatchGuard USPは、管理負荷の増大と、進化する脅威に対する保護の低下につながった古い継ぎ接ぎ型のセキュリティアプローチに取って代わるものです。5つの要素が一体となって、優れた統合セキュリティを最高のサービスとして提供します。

最新の脅威にも対応するために日々進化する「WatchGuard Cloud」

WatchGuard Cloudは常に進化を続けています。2022年1月28日には新たなエンドポイントセキュリティモジュールが追加されました。

WatchGuard Patch Management(パッチ管理)

OSやWindowsのワークステーションやサーバ上で稼働するサードパーティアプリケーションの脆弱性を管理します。これにより、攻撃対象領域の削減をはじめ、 予防機能やインシデントの封じ込め能力の強化を可能にします。WatchGuard EPDR、EDR、EPPソリューションのアドオンとして利用することができます。

WatchGuard Full Encryption(フル暗号化)

WindowsシステムのBitLockerを活用して、フルディスクとUSBドライブの暗号化やキーリカバリを一元的に管理します。 WatchGuard EPDR、EDR、EPPソリューションのアドオンとして利用することができます。

WatchGuard Advanced Reporting Tool(ART)(高機能レポーティングツール)

アプリケーション、ネットワーク、ユーザーの日常運用に関する詳細情報を提供します。エンドポイントにおけるすぐに利用可能な事前定義のクエリ、 ダッシュボード、アラートが含まれます。管理者はエンドポイントテレメトリに基づくカスタマイズされたクエリやアラートを作成することもできます。WatchGuard EPDR、EDRソリューションのアドオンとして利用することができます。

これら3つのモジュールをWatchGuard Cloudに統合することで、WatchGuard USPを強化し、ソリューションプロバイダやユーザーはウォッチガードの全てのエンドポイントソリューションへの一元アクセスが可能となり、さらにネットワークセキュリティ、多要素認証、セキュアWi-Fiなどその他のセキュリティサービスとの連携も実現します。

WatchGuard Cloudでネットワークとセキュリティの管理に専念できる

最後にWatchGuard Cloudの担当者である、 WatchGuard Technologies ディレクター兼プロダクトマネージャー Jason Vendramin氏のコメントを紹介します。

「WatchGuard Cloud は、あらゆるタイプのセキュリティ管理者向けに構築されています。セキュリティ担当者は、 エンドポイントセキュリティだけでなく、認証、ネットワークアクセスとセキュリティを管理できる単一のユーザーインターフェイスを使用できるメリットがあります。

WatchGuard Cloudには、マネージドサービスプロバイダー向けの特別な機能が組み込まれています。 これにより、マネージドサービスプロバイダーは、顧客とその顧客に割り当てられたセキュリティ資産やライセンスを管理したり、 顧客全体のセキュリティ状況を見たり管理したりすることができるようになっています。

WatchGuard は、WatchGuard Cloudのユーザーが、高価なITインフラストラクチャの維持や複数のユーザーインターフェイスの学習に気を取られることなく、 セキュリティの管理に専念できるようにするために多大な努力を払ってきました。WatchGuard Cloudはスケーラブルで直感的な操作と可視化を実現し、 効率化とビジネスの収益性を向上させます。

コムネットシステムは、WatchGuardの長年のパートナーであり、WatchGuard Cloudを含むWatchGuardの全ての製品とサービスに関する非常に深い知識を有しています。
WatchGuard Cloudに興味を持たれましたら、ぜひ問い合わせてください。」

まとめ

WatchGuard Cloudは、ネットワークとセキュリティを容易に、リアルタイムに「一元管理」「可視化」できるソリューションです。

インフラの管理コストを削減したい、セットアップを加速したい、リモートサイトを一元的に管理したい、セキュリティ管理をシンプル化したい、 ネットワークの可視化レベルを向上したいなど、ネットワークとセキュリティ管理・運用のさまざまな課題を容易に解決できるWatchGuard Cloudの導入を ぜひ検討してください。

  • WatchGuard Cloudは、ウォッチガードが提供しているクラウド基盤から「一元管理」「可視化」できるソリューション
  • 「Unified Security Platform」の考え方でセキュリティを統合
  • エンドポイントセキュリティモジュールが追加され最新の脅威にも対応可能

今回ご紹介した製品・サービス

今回ご紹介した製品・サービスの詳細は、下記からご覧ください。

WatchGuard Technologies .inc

WatchGuard Technologies, Inc.は、ネットワークセキュリティ、エンドポイントセキュリティ、セキュアWi-Fi、多要素認証、ネットワークインテリジェンスを提供するグローバルリーダとして、 全世界で約18,000社の販売パートナーおよびサービスプロバイダを通じて、250,000社以上の企業に信頼性の高いセキュリティ製品/サービスを提供しています。

コーポレートサイト:https://www.watchguard.co.jp/

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弊社では、本製品の導入をはじめ、導入後の運用管理までご支援するサービスをご用意しております。製品に関してだけでなく、 事例など気になりましたら、お気軽にお問合せフォームからご連絡ください。

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